DMEメソッド受講記録

英会話ができない40過ぎのおじさんが、イングリッシュベルのDMEメソッドを受けたらどうなるかの記録

80回目

1月に入り2週間ほどたったが、去年私がよく予約していた先生の何人かは、レッスンがOPENしていない。そのうちの一人は、お気に入りからいつの間にか消えていたので、おそらく辞めてしまったのだろう。お気に入りにまだ残っている先生は辞めてはいないと思うので、レッスンをOPENしてくれることを望む。

このような事情もあり、今までレッスンを受けたことのない先生に予約を入れている。今日は、初めてのE先生だった。この先生、発音に凄く厳しい。最近は、難しくないセンテンスであれば、結構スムーズに発話できるようになってきたと思っていたので、調子に乗って答えていたのだが、単語の発音、センテンスの単語の区切りなどを細かく指摘されて、まったくスムーズに言えなくなった。何度も「Easy!」(落ち着いて、くらいの意味か?)と言われた。

少し驚いたのが「are」の発音を指摘されたこと。今まで何度発話したか分からないほど頻出の「are」が、「err」に聞こえる、と言われた。発音記号を調べると、

are:(弱形) ɚ(米国英語), ə; (強形) ὰɚ(英国英語)

err:éɚ(米国英語), ˈəː(英国英語)

で、私のareは「ˈəː」になっているようだ。レッスンで「r」の発音の様に、口を開けて、下を下げてから奥に持ち上げる、という説明をしてくれて、「ɚ」の発音の練習をした。確かに、ほとんど意識はしていなかったが、何となくareは「ˈəː」だと思っていた。細かい。だが、ここまで細かく指摘してくれるのは、ある意味貴重だ。

恐らく、日本人向けにオンラインレッスンをやっている先生は、日本人の変な発音の英語を散々聞いて慣れてしまっている(あきらめている?)のだろうと思う。発音をいちいち指摘してたら、数センテンスでレッスンが終わってしまうので、多少変でも何となく聞き取れればスルーしているのだろう。

たくさん発音を指摘されたので、確かに進みは遅かった。毎回これだと厳しいが、時々発音を矯正するのに良い。来週も予約した。