DMEメソッド受講記録

英会話ができない40過ぎのおじさんが、イングリッシュベルのDMEメソッドを受けたらどうなるかの記録

315回目 矯正

今日は発音に厳しい先生で、例によって色々指摘されたけれども、2ページ進んでBook5 Unit4の途中で終わった。同じセンテンスを何度も繰り返すのは大変ではあるけれども、良い口のトレーニングにはなっている。

DMEメソッドを初めて1年7カ月経過も、まだ英語が話せるようにはなっていない。私の脳は「英語脳」になってきているのだろうか。何かの本で読んだが「英語脳になる」というのは、英語を話すのに必要な回路が脳に形成されることで、比喩ではなく「物理的に」脳が変化するなのだそうだ。脳が物理的に変化、と言われてもなかなかイメージしにくい。

ところで、ウチの子供が夜中だけマウスピースをつける歯科矯正を行っているのだが、「英語脳への変化」もこの歯科矯正のようなものなのかな、と最近思った。マウスピースは決められた時間以上きちんと装着すれば、徐々に目的の歯並びに近づいていく。装着を怠ると元の歯並びに戻ってしまう。

自分の脳を「英語脳」に近づけるには、この「矯正(=英語の勉強・練習)」する時間を如何にとれるか、にかかっている。継続的に一定の時間、間を空けずに矯正できれば、目的の「英語脳」に早く近づく気がするが、継続的に矯正するのが難しいのと、「元々の状態」が歯並びと違って視覚的に分からないので、どのぐらい矯正を続けたらよいかが不明なのがつらい。留学や仕事で海外に駐在した場合などは、ある意味起きている時間は全て英語に矯正されているわけだから、早く英語が話せるようになるのも頷ける。

矯正には苦痛を伴う。が、多少なりとも毎回「物理的に」変化しているのであれば、いつかは目標の状態にたどり着けるだろう。苦痛に耐えきれず、または、継続に疲弊して矯正を怠らなければ、ではあるが。

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